誰かを狂わせるような物語を作りたい。
できれば、たくさんの人がいい。
そう思いながら創作を続けてきたが、結局狂ったのは自分の人生だけだった。
自分という人間や人生の空虚さに絶望することが増えてきた。
ついでに、創作に対する熱意やモチベーションも空っぽだったらよかったのだ。
全部捨ててしまえば、いつまでも血反吐を撒き散らしながら苦しみ続けなくて済む。
それでも、何もせず生きるより血反吐を吐いたほうがマシだと思ってしまうのだ。
己の生み出す創作物より、自身の存在のほうがはるかにエンタメなのだろう。
惨めで、滑稽だ。
だから、最後まで道化のまま演じて死にたい。
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