2024/08/17

無題

誰かを狂わせるような物語を作りたい。
できれば、たくさんの人がいい。
そう思いながら創作を続けてきたが、結局狂ったのは自分の人生だけだった。

自分という人間や人生の空虚さに絶望することが増えてきた。
ついでに、創作に対する熱意やモチベーションも空っぽだったらよかったのだ。

全部捨ててしまえば、いつまでも血反吐を撒き散らしながら苦しみ続けなくて済む。
それでも、何もせず生きるより血反吐を吐いたほうがマシだと思ってしまうのだ。

己の生み出す創作物より、自身の存在のほうがはるかにエンタメなのだろう。
惨めで、滑稽だ。
だから、最後まで道化のまま演じて死にたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

その正体はハチか、それとも空飛ぶエビか?

しばしばネット上で、 昆虫界の天使は誰かという議論が行われているようだ。 その中で名前の挙がる生き物に、オオスカシバという輩がいる。 オオスカシバ/Wikipedia 羽が透明であることや、目立つ尻部とその飛行姿から、何も知らなければハチと思われることも珍しくない。 あるいは、け...