Twitterで「スマホを見ながら勉強していたら怒られた(意訳)」のような投稿を見かけて、なんとなく思い出したので。
当時、ニンテンドーDSが発売された頃からタッチペンで操作する端末が発生し始めた。
それがノートPCに派生し、Windows 8がタッチパネル対応になる……という流れを辿った記憶がある(あまり詳しくないため間違っていたらごめんなさい)。
同じ頃、ポータブル音楽プレイヤーが出始めた。
ソニーのウォークマンとAppleのiPodが個人的に二大巨頭だったように思える。
……ここから私の主観と経験話が多くなる。
ポータブル音楽プレイヤーが普及し始めてから、どこでも音楽が聴けるようになった。今では一般的な、イヤホンをつけて歩く野生の人も出現し始めたのはこの頃だった。
吹奏楽部だったこともあり、家族共用のPC以外でも気軽に音楽を聴きたいと思うようになっていた私は、誕生日プレゼントか何かでiPodをもらった。
ウォークマンじゃなかった理由は、父がiPodを持っていたからだ。
地元が田舎だったこともあるかもしれないが、この時代は、少なくとも周囲では高校入学時に携帯電話を持ち始めるのが普通だった。
ちょうどこの頃、ケータイはガラケーからスマホへの過渡期だった。
父はすでにiPodからiPhoneに乗り換えていて(こういう表現も今では???になるだろう)、ガラケーにするかiPhone(スマホ)にするかを訊かれたのだが、選ばれたのはガラケーだった。保守的だった私は、画面を素手で操作するというのがどうも抵抗があった。
高校入学時点では、スマホ持ちよりもガラケー持ちのほうが多かった。ただ、買い替えなどで徐々にスマホ持ちの割合が増えていき、5:5に近づいていったように思える。
私がスマホに乗り換えたのは高校卒業時だった。
連絡手段もまた転換期が訪れていて、メールからLINEに移り変わろうとしていたからだ。
電話+インターネットのガラケーでは、確かLINEが使えなかった。
連絡手段は個人の勝手ではどうにもならないので、まぁ合わせるしかない。
(そういえば、ソフトよりアプリという単語のほうが常用されるようになったのもこの頃からか……)
というのが、ガジェットに詳しくない一般人から見たiPhoneが登場する頃の変遷だ。