2025/06/30

iPhoneが登場した頃の話

 Twitterで「スマホを見ながら勉強していたら怒られた(意訳)」のような投稿を見かけて、なんとなく思い出したので。

当時、ニンテンドーDSが発売された頃からタッチペンで操作する端末が発生し始めた。
それがノートPCに派生し、Windows 8がタッチパネル対応になる……という流れを辿った記憶がある(あまり詳しくないため間違っていたらごめんなさい)。

同じ頃、ポータブル音楽プレイヤーが出始めた。
ソニーのウォークマンとAppleのiPodが個人的に二大巨頭だったように思える。

……ここから私の主観と経験話が多くなる。

ポータブル音楽プレイヤーが普及し始めてから、どこでも音楽が聴けるようになった。今では一般的な、イヤホンをつけて歩く野生の人も出現し始めたのはこの頃だった。
吹奏楽部だったこともあり、家族共用のPC以外でも気軽に音楽を聴きたいと思うようになっていた私は、誕生日プレゼントか何かでiPodをもらった。
ウォークマンじゃなかった理由は、父がiPodを持っていたからだ。

地元が田舎だったこともあるかもしれないが、この時代は、少なくとも周囲では高校入学時に携帯電話を持ち始めるのが普通だった。
ちょうどこの頃、ケータイはガラケーからスマホへの過渡期だった。
父はすでにiPodからiPhoneに乗り換えていて(こういう表現も今では???になるだろう)、ガラケーにするかiPhone(スマホ)にするかを訊かれたのだが、選ばれたのはガラケーだった。保守的だった私は、画面を素手で操作するというのがどうも抵抗があった。

高校入学時点では、スマホ持ちよりもガラケー持ちのほうが多かった。ただ、買い替えなどで徐々にスマホ持ちの割合が増えていき、5:5に近づいていったように思える。

私がスマホに乗り換えたのは高校卒業時だった。
連絡手段もまた転換期が訪れていて、メールからLINEに移り変わろうとしていたからだ。
電話+インターネットのガラケーでは、確かLINEが使えなかった。
連絡手段は個人の勝手ではどうにもならないので、まぁ合わせるしかない。
(そういえば、ソフトよりアプリという単語のほうが常用されるようになったのもこの頃からか……)

というのが、ガジェットに詳しくない一般人から見たiPhoneが登場する頃の変遷だ。

2025/06/03

水と悪心

昨日、体調不良で仕事を休んだ。

今朝熱が下がり、倦怠感も消えていたので空元気で出社したのだが、電車に乗っている最中に腹部の不快感がぶり返し出社したことを少し後悔した。

始業後は、腹の不調をごまかすためにひたすら水を飲んだ。
しかし、飲めば飲むほど気持ち悪くなる。もしかして、電解質が必要なのだろうかと思い、スポドリを調達に行ったのだが、自販機になかった。渋々ビタミンが缶詰されているみたいなドリンクを買った。甘い。気持ち悪い。

午後には、胃の不快感は和らいでいた。

最近、天気が悪い。あいまって、体調を崩す人が増えている気がする。
自分はその辺りあまりよくわからないのだが、湿気や気圧の変化で調子を崩す人が少なくないとは聞く。必然的に外に出られなくなり、ただでさえ少ない運動時間も減る。

これからの時期はどうしても避けられない。避けられたら、その後が地獄だ。

ありふれながら、付き合い方が難しい。
その扱いに苦心するも、実は健康という手綱を握られているのではないか?

訝し気に思いながら、蛇口を捻る。